こんにちは。
今回はベースの購入を検討されている方の為に、YAMAHAのエレキベースについて紹介します。
これからベースを始めたい方向けの記事となっております。
私の主観も混じっておりますが、ざっくりと簡潔にまとめてみましたので参考にしてみてください。
YAMAHAのエレキベースの種類
BBシリーズ
かれこれ40年以上国内で親しまれてきた、ヤマハが誇る自慢のベースですね。
指板はBB434M以外は全てローズウッドで、フレット数は21となっております。
コントロール系は2ボリューム1トーンの構成で、フロントにスプリットコイルピックアップ、リアにシングルコイルピックアップを採用しているPJタイプのベースです。

Yuichi
著名なベーシストにも使用者は多く、日本では音楽プロデューサーであり東京事変のベーシストである亀田誠治さんやRADWIMPSの武田祐介さん、海外ではジャズ、フュージョン界で活躍しているネイザン・イーストさんがいます。
BB200シリーズ
- 廉価版グレード。初心者で最初の一本としてはおすすめ。
- 機能面ではこれといった特徴はないが、価格は安い。
- 5弦ベースに挑戦してみたい人にはBB235がおすすめ。
- カラーはラズベリーレッド(RBR)、ブラック(BL)、ビンテージホワイト(VW)、イエローナチュラルサテン(YNS)の4種類。
BB400シリーズ
- BB200の一つ上のグレード。高校の軽音部で使うにはおススメ。
- このグレードから、ネックの木材がメイプルとマホガニーで構成される5ピース仕様となる。ネックの反りやねじれ対策になる。
- ボディ裏面から垂直にネックを固定する4本のネジに加え、ボディ裏から45度の角度でネックエンドを固定する2本のネジを追加したマイター・ボルティング方式が採用されている。その為、ボディとネックが強固に密着されている。
- メイプル指板モデルもある。(BB434M)
- カラーはティールブルー(TB)、タバコブラウンサンバースト(TBS)、ブラック(BL)の3種類だが、メイプル指板モデル(BB434M)はバコブラウンサンバースト(TBS)、ブラック(BL)の2種類のみである。
BB700シリーズ
- このグレードと一つ上のProシリーズは、アルダー/メイプル/アルダー3プライのボディ構造となっている 。
- BBシリーズは、このグレードのみアクティブベースとなっており、3バンドイコライザーが搭載されている。パッシブ、アクティブが切り替え可能。スラップをやるのにいいかもしれません。
- バックパネルにバッテリーアラートLEDがあり、電池交換のタイミングをランプの点灯で警告してくれる。
- ピックアップはYGDカスタムV7が搭載されている。YAMAHAが独自開発したピックアップであり、一つ上のグレードであるProシリーズにも搭載されている。
- カラーはダークコーヒーサンバースト(DCS)、マットトランスルーセントブラック(MTBL)の2種類。
- コンバーチブルタイプ・ブリッジ。これは、ボディ裏側から弦を通す「ストリング・スルー・ボディ」構造の事で、BB700は真裏からではなく、ボディに斜め45度から通すことで、サドル部などでの振動ロスを軽減するような工夫がされている。

Yuichi
弦はブリッジに表側から張る場合にはロングスケール、ボディ裏側から張る場合にはスーパーロングスケールの弦がお薦め!
Proシリーズ
- 名前の通り、プロ仕様。プロのライブやレコーディング等でも使われている。BBシリーズのフラッグシップモデル。
- 値段は20万円以上するが、一生モノのPJタイプの国産パッシブベースが欲しいならオススメ。
- カラーはミッドナイトブルー(MNB)、ビンテージサンバースト(VSB)、ビンテージホワイト(VW)、ムーンライトブルー(MLB)の4種類。
TRBXシリーズ
2ハム搭載のアクティブベースで、フレット数は全て24フレットになっております。
メタルやフュージョン等のテクニカルなプレイもいけそうですね。
ネックは全てボルトオンで、指板はローズウッド。メイプル+マホガニー5ピースになっています。
4弦の指板幅は38㎜で5弦の指板幅は43㎜になっており手が小さい人でも握りやすくなっています。
300シリーズ
- 24フレットのベースが欲しい人は最初の一本としておすすめ。
- パフォーマンスEQスイッチ搭載。「スラップ」「ピック」「フラット」「フィンガー」「ソロ」の5種類のEQセッティングがプリセットされている。シーンに合わせたイコライジングが簡単にできる。
- ベース、トレブルの2バンドEQ搭載。さらに細かい音作りも可能。
- ピックアップはフィンガーレスト付きであり、安定した演奏が可能となっている。
- カラーはホワイト(WH)、ブラック(BL)、キャンディアップルレッド(CAR)、ファクトリーブルー(FTB)の4種類。
500シリーズ
- パッシブ、アクティブの切り替えが可能。
- 3バンドEQ搭載。トレブルのツマミはパッシブ時はトーンコントロールになる。
- このシリーズから、ボディ背面にバッテリーアラートが装備されステージでの突然の電池切れを防げる。
- カラーはトランスルーセントブラック(TBL)、トランスルーセントブラウン(TBR)、トランスルーセントホワイト(TWH)の3種類。
600シリーズ
- 機能は500シリーズと同じであるが、ボディはアルダー/フレイムメイプルの2プライ構造になっている。因みに、300シリーズと500シリーズのボディはマホガニーである。
まとめ
YAMAHAのベースは初心者の方が手に取りやすいように、作りがしっかりしたベースとなっております。
選び方の基準としては
- スタンダードなポップス、ロックをやりたいならBBシリーズ
- フュージョンやメタルなどテクニカルなプレイをしたいのならTRBXシリーズ
ベースを弾いていく内に自分に合ったベースがわかってきますので、初心者の方はあまり難しく考えず、見た目で選ぶのもありかもしれませんね。